◆プロボクシング ▽WBA世界スーパーライト級(63・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・ゲーリー・アントゥアン・ラッセル―同級1位・平岡アンディ(2月21日=日本時間22日、米ラスベガス、T―モバイル・アリーナ)

 WBAスーパーライト級1位・平岡アンディ(29)=大橋=が20日(日本時間21日)、米ラスベガスで前日計量に臨み、リミットを300グラム下回る63・2キロでパス。WBA同級王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(29)=米国=はリミットの63・5キロでクリアした。

 計量後、同じく中量級で世界王座獲得を目指す元東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ウエルター級王者・佐々木尽(24)=八王子中屋=が平岡を激励に訪れた。大橋ジムの大橋秀行会長(60)は「計量後、食事中に佐々木尽選手が激励に来てくれました!」と報告した。

 平岡は試合の約10日前に渡米する予定だったが、米国による入国制限措置の影響でビザ取得が遅れ、試合3日前の日本時間19日にようやく日本を出発。試合2日前の現地時間19日午後にラスベガス入り。計量後の現地インタビューでは、英語で「時差ボケの問題はない。試合が待ちきれない。ゲーリー・アントゥアンはとても攻撃的な選手だが、戦うのが楽しみだ。素晴らしいファイトを約束する」と意気込みを語った。

 佐々木は19日に東京・後楽園ホールでマーロン・パニアモーガン(31)=フィリピン=を2回TKOで下し、昨年6月のWBO世界ウエルター級タイトルマッチで王者ブライアン・ノーマン(米国)に5回KO負けして以来8か月ぶりの再起戦を勝利で飾ったばかり。20日にはスパーリング合宿のため米ラスベガスへ出発。「アンディ選手には、世界チャンピオンになってほしいと心の底から思っている」と話していた。

 平岡と佐々木は2021年10月に日本&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦で対戦。

平岡が11回TKOで勝利している。

 平岡がラッセルに勝てば、1992年4月にメキシコでWBA世界同級王座を獲得した平仲明信(沖縄)以来、国内ジム所属選手としては34年ぶり4人目の同級世界王者となる。

 平岡は小学生の頃、TBS系バラエティー「さんまのSUPERからくりTV」に出演。現在もトレーナーを務める父ジャスティス・コジョ氏から怒られて落ち込んでばかりの「気弱なボクシング少年アンディ君」として、人気を博した。

 同興行のメインイベントのWBC世界ウエルター級タイトルマッチでは、4度目の防衛を目指す王者マリオ・バリオスが同級4位ライアン・ガルシア(ともに米国)の挑戦を受ける。

 戦績は平岡が24戦全勝(19KO)、ラッセルが18勝(17KO)1敗。

 試合はDAZNのPPV(ペイ・パー・ビュー)で独占生配信される。

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