◆オープン戦 巨人1―3ヤクルト(21日・那覇)
オープン戦が21日、沖縄県内の4試合で開幕した。巨人・山崎伊織投手(27)はヤクルト戦(那覇)に先発し、2回2奪三振無失点と好投した。
右脚を強く蹴り上げてフィニッシュした。2回1死。山崎は内角高め149キロで古賀に手を出させた。貫禄すら漂う3球三振。最後は武岡もインサイドの直球で詰まらせて一ゴロに封じた。OP戦の開幕投手を託され2回2K0封。「ゼロで終わったので。
さすがのマウンドさばきだった。初回から連打で1死一、二塁のピンチを招くも後続を見逃し三振と中飛。「もちろんピンチは好きじゃないけど、ランナー出てからの、実戦でしか投げられない感覚もある」と得点圏でギアチェンジした。23球を要した滑り出しから一転、2回は9球でピシャリ。杉内投手チーフコーチも「投げながら修正できる投手なので」と3年連続2ケタ勝利の右腕を称賛した。
コンビで“裏テーマ”も遂行していた。今季初実戦の捕手は、昨季11勝中、9勝でバッテリーを組んだ甲斐。オフから平均球速アップに取り組み、自身では直球をテーマにマウンドへと上がったが、初回終了後に「課題を試合で修正していこう」と、助言された。課題とは今キャンプで納得のいく軌道を出せていなかったスライダー、カットボールのこと。それを2回から多投し実戦で磨いた。女房役も「伊織らしさのある投球。
成績だけでなく行動もエースと呼ぶにふさわしくなってきた。前日20日の練習後。登板を翌日に控える先発としては異例の“居残り指導”を行っていた。日本ハムから加入した松浦にロッカールームで変化球について質問されると「キャッチボール行くか!」と後輩を連れて屋内へ。自身の最終調整は終わっていた中で、1球ごとに助言を送った。その行動に松浦も「本当いい時間になりました」と感激。投手陣全体を思う気持ちが自然とにじみ出た。
開幕投手の最有力候補であり、阿部監督も「候補であることは間違いないので。本人もそう思ってやってくれていると思う」と期待を寄せる6年目。昨年のOP戦は5戦防御率6・48と苦しんだだけに「見てるほうも結果が出たほうが使いやすいと思うし、今年はいいパフォーマンスでいけたら」と背番号19。万全の32球で、今年は一味違うと示した。
◆高木豊Point
山崎は立ち上がりに少し制球が甘くなったが、2回は修正し、コースに投げ分けてしっかりした投球を見せてくれた。相手が勝手にシュートを意識してくれて、ピッチングが楽になっているよね。プレートさばきにも貫禄が見えたし、このままほうっておいても大丈夫。エースと表現していい、頼もしい存在だよ。(スポーツ報知評論家・高木 豊)










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