◆オープン戦 巨人1―3ヤクルト(21日・那覇) 

 巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)が21日、来日初実戦で“初安打”を放った。ヤクルトとのオープン戦(那覇)に「5番・三塁」で先発し、第2打席で右前打を放つなど2打数1安打。

実戦感覚を養うため、外国人とベテラン組が残留調整する22日の中日戦(北谷)に志願参加することが決まった。

 詰まっても、メジャー通算47発のパワーで押し込んだ。4回1死、松本健の4球目、内角146キロを逆方向へはじき返した飛球が、背走した二塁手のグラブを越えていった。「飛んでくれたところもよかったんですけど、ヒットが出たことに一安心しています」。代走の宇都宮と交代してベンチでナインと拳を合わせると、少しだけ表情を崩した。

 武器は怪力だけではない。米国時代からバットを内側から最短距離で出す「インサイドアウト」を徹底。球を手元まで引きつけ、右足を軸にコマのように回転する打法は、変化球を多用される日本で花開く可能性は十分だ。NPB通算740安打のウィーラー打撃コーチは「いいスイングをしている。少し時間はかかるかもしれないが適応できると思う」と太鼓判を押した。

 宮崎キャンプ最終日の12日は「外野手会」に出席。新天地に早くなじんでもらいたいという周囲の配慮もあり、内野手登録ながら飛び入り参加した。

丸、松本ら経験豊富な面々からグラウンド内外の「日本流」について自ら質問。出席した皆川は「興味を持って聞いている感じでした」と新助っ人の真面目な横顔を明かした。

 練習を欠席した19日の体調不良は1日で回復。「打席数を稼ぐことが一番重要なこと」と首脳陣への志願が実り、若手主体の22日・中日戦で初の遠征に臨む。新打線のキーマンとなるべく、ハイペースで調整を続ける。(内田 拓希)

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