巨人の宇都宮葵星(きさら)内野手(21)が21日、オープン戦で初盗塁を決めた。4回1死、右前打で出塁したダルべックの代走で途中出場。

初球からスタートを切って頭から滑り込み間一髪でアウトとなったが、6回2死の第1打席で四球を選ぶと2球目でスタート。足から滑り、今度は二盗を決めた。「1発目、スタートは良かったんですけど決められなかったので。2つ目も早いカウントでいけたし、相手の特徴も見てしっかり(スタートを)切れたのでよかった」と振り返った。

 準備が生きた。20日、ヤクルト投手陣の特徴をノートに記した。「『代走行くぞ』って言われてから、そのノートを見返しました」。吉川内野守備走塁コーチは「1個目は結果はアウトだったけど、やることをやった盗塁だったから良かった。今日の2個はかなり良かった」と称賛した。

 昨季、チーム盗塁数は53でセ・リーグワースト。この日、チーム計5企画で3つ成功。阿部監督は走塁改革を掲げ「アウトになってもどんどんチャレンジしていこう」と積極的な姿勢を推奨している。

宇都宮は「途中から出て決めきるというのが仕事」と自覚十分。とにかく足でアピールしていく。(臼井 恭香)

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