◆オープン戦 ヤンキース20―3タイガース(21日、米フロリダ州タンパ=スタインブレナーフィールド)

 ヤンキースの外野手有望株スペンサー・ジョーンズ外野手(24)が、今季初実戦となったタイガース戦の第1打席で“大谷打法”で1号本塁打を放った。

 左打ちで、従来の右足を上げるテイクバックから、大谷流のつま先だけちょんと付けるコンパクトなものに変更。

2―1の2回1死で迎えた第1打席で、真ん中高めへの直球を差し込まれることなく振り抜き、408フィート(約124・4メートル)とばして右翼場外まで運んだ。

 大谷のフォームを「繰り返せるスイング」を追い求めているという。「彼(大谷)は動きが本当にいいし、スイングも素晴らしい。参考になる存在。彼がやっていることの一部を、できる形で取り入れようとしている」と話した。ジョーンズはオフに「手の感覚を良くして、きっかけとして動かすことをかなりやった」と説明。大谷が得意とする要素だとし、「安定感を出しつつ、自分の長打力を失わない」形を探ってきたという。

 この日2発を放ったジャッジも「あの小さくつま先をついた瞬間に、もう打つ準備ができている。これまで(相手に)高めの速球でやられることがあった。大きなレッグキックがない分、下ろすことを気にしなくていい。最初の打席で見た結果が良かった。あの速さ、準備の早さは、彼にとって大きな転機になる」と語った。

 ブーン監督も「全部がかみ合うとこうなると再確認した」とジョーンズの潜在能力をあらためて評価。大谷との共通点については「動き方が似ている。ジョーンズはスイングまでを一つの動きで完結させようとしている。体格も明らかに似ている。うまくコピーしてほしい」と話した。

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