北海道コンサドーレ札幌のバドミントンチームが、S/Jリーグ生き残りをかけた大一番に臨む。今季Sブロックで5戦全敗に終わり、28日に行われるJブロック最下位の丸杉スティーラーズとの残留決定戦に回った。

2022年の初昇格から国内最高峰リーグに立ち続けてきたが、負ければ降格という状況に追い込まれた。選手8人という少数も、一丸となって1部の座を死守しにいく。

 負けられない戦いへ、コンサドーレが気持ちを奮い立たせた。4年間守り続けてきたS/Jリーグの残留がかかる、丸杉との一発勝負。下部リーグ時代の18年から所属する三浦将誓主将(28)は「上げてきた以上、落ちたくないという思いは強い。最後だけれども受けて立つのは良くない。リスクを恐れずに向かっていきたい」。最良の結果だけを信じ、戦う。

 昨年11月に始まったリーグ戦は、5戦全敗に終わった。選手数は8人。ケガ人や体調不良者が出たことで、吉田仁監督(45)が「自信を持って万全な5人を送り込めた試合は1回もない」と振り返るほど、苦しい状況が続いた。セットを取れたのは初戦の大同特殊鋼戦のみだが、悲観はしていない。

三浦主将は「競い合える環境は作ってきたので。チーム全体のレベル感は上がっている実感はある」と積み上げを強調した。1月18日のリーグ最終戦から1か月強、心身とも立て直してきた成果は、勝利という結果で示す。

 来季は一緒に練習もしてきたJR北海道の昇格が決まっている。吉田監督は「将来的にS/Jで2チームでやりたいなと話していたので。落ちるわけにはいかない」と語気を強めた。北海道の2チームが、国内トップリーグで相まみえる姿を見せる時へ―。コンサドーレが最善の準備を整え、28日の決戦の舞台へ向かう。(砂田 秀人)

編集部おすすめ