◆オープン戦 日本ハム1―7広島(22日・名護)

 昨オフ楽天から現役ドラフトで加入した広島・辰見鴻之介内野手(25)が、みんなビックリの“プロ初本塁打”だ。8回2死二塁、日本ハム・杉浦の直球をジャストミート。

ライナー性の打球は逆風を切り裂き、左翼ポール際のフェンスをわずかに越えた。西南学院大2年秋のリーグ戦以来の一発。公称67キロだが、現在チーム最軽量65キロの走り屋は「まさか…。あんなにゆっくり走ることがないので」と照れた。

 昨季イースタン断トツの31盗塁をマークした「足」が売り。ベンチの新井監督も笑顔で頭を抱え「本当びっくりした。実戦で映える選手」とたたえた。左翼の守備では2回2死、上川畑の前方のライナーをスライディングキャッチ。左打者のスライスした難しい打球に対応した辰見は「予測しながらできた」と胸を張った。本職の内野以外に、外野もこなすユーティリティー性も武器。新天地で水を得た魚のように駆け回っている。(直川 響)

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