日本オリンピック委員会(JOC)の橋本聖子会長が22日、ミラノ・コルティナ五輪閉幕に向けた会見に臨んだ。今大会、史上最多24個のメダルを獲得した日本選手団だが、ミラノの地ではフィギュアスケートで日本勢が過去最多となる6個のメダルを獲得。

橋本会長は「フィギュアは本当に素晴らしかった」と、大きくうなずいた。

 日本は団体で銀メダル、ペアで史上初の金メダル、男女シングルでそれぞれ銀、銅メダルを獲得。ペアは三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が史上初の快挙を達成し、橋本会長も「やはり、『りくりゅう』ペアの大活躍もあり、そして坂本選手が、若いアスリートたちを引っ張ってくれた」とした。今季限りで現役引退する3大会連続出場の坂本花織(シスメックス)にも触れ、評価を語った。

 坂本はチーム・ジャパンのリーダーとして団体、そして個人でも存在感を発揮。日本女子としては初めて2大会連続メダルを獲得した。「チームジャパンとしての一体感。こういったものが、複数メダルを獲得する大きな力になったのだろうと思う」と橋本会長。団結力を強調し「そういった気持ちが、今回の特に団体での銀メダルにもつながったんだろうなというふうに思っております」とした。

 「りくりゅう」ペアの活躍は、国内でも反響を呼んでいる。これまで日の当たらなかった競技にスポットライトがあたり、フィギュアスケート全体の盛り上がりにも期待がかかる。橋本会長は「選手の活躍によってフィギュアを始めたいという、小さな子どもたちが増えてくるだろうという期待も持っています。

そうなると今度は、フィギュアスケートに親しむことができる環境整備ということが、非常に今度は重要になってきます。そちらの方にも、急いで対応に入りたいなというふうに感じているところであります」と話した。

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