◆オープン戦 ヤクルト1―12阪神(22日・浦添)

 阪神・村上頌樹投手(27)が2年連続の開幕投手に向け、上々の滑り出しを見せた。今季初の実戦登板となる先発マウンドに上がり、2回無安打無失点の好投。

「全球種で空振りも取れましたし、いろいろ打者の反応を見ることができたので良かった」。最速145キロの直球に103キロのスローカーブといった多彩な球種を織り交ぜ、ツバメ打線を翻弄した。

 今春は脱力をテーマに投球フォームを改良。従来の2段モーションを封印した投げ方にも一度取り組むなど、最善の道を探った。「うまくいっていると思います。継続して技術を上げていくだけ」。昨季は14勝4敗で最多勝と最高勝率、最多奪三振(144個)の3冠を獲得したが、さらなる高みを目指している。

 虎のエースが順調な調整を重ねれば、3月27日の巨人戦(東京D)の大役は揺るぎない情勢。開幕戦でぶつかる宿敵とも好相性で通算7戦4勝負けなし、防御率0・54と圧倒的だ。「(開幕投手を)選ぶのは監督なので。自分は任されたところでしっかりやりたい」。再びGキラーとして敵地のマウンドに仁王立ちするため、まずは妥協のない準備を進めていく。

(小松 真也)

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