◆第60回小倉大賞典・G3(2月22日、小倉競馬場・芝1800メートル、良)

 第60回小倉大賞典・G3は22日、小倉競馬場で争われ、4番人気のタガノデュードが重賞初制覇を飾った。手綱を執った古川吉洋騎手(48)=栗東・フリー=は、JRA通算600勝のメモリアルVとなった。

 外を回るロスは承知の上。古川吉はパートナーを信じて必死に追った。飛ばしていたケイアイセナは3角で後続を引きつけ、4角で再加速。完璧な逃げだったが、「(調教師に転身する藤岡)佑介とは最後なので、抜かしてやろうと思って追っていた」と鞍上。ラスト3ハロン最速34秒1だった末脚をフルに生かし切り、首差だけとらえた。

 アインブライドでともに1997年の阪神3歳牝馬Sを制した宮調教師の管理馬。「デビューしてからずっとお世話になっているので、うれしかった」と白い歯がこぼれた。5歳を迎えて本格化したヤマカツエース産駒と、さらなる高みを目指す。(山下 優)

 タガノデュード 父ヤマカツエース、母タガノミューチャン(父ハーツクライ)。栗東・宮徹厩舎所属の牡5歳。北海道新冠町・有限会社新冠タガノファームの生産。通算26戦5勝。

総獲得賞金は1億4945万3000円。重賞初勝利。馬主は八木良司氏。

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