ロックバンド「LUNA SEA」の真矢さんが17日に死去したことが23日、バンドの公式サイトで発表された。昨年9月3日、自身のSNSなどで脳腫瘍を患っていることと、20年に大腸がんのステージ4と診断されていたことを公表していた。

 真矢さんは生前、多才な才能を発揮していた。1989年、同じ神奈川・秦野市出身で同じ高校に通っていたSUGIZOらと「LUNA SEA(当時はLUNACY※読み同じ)」を結成。ドラマーとしてバンドの音楽に彩りを添えた。そのドラムさばきは音楽界で広く評価され、著名アーティストのサポートメンバーとしても活躍。相川七瀬、大黒摩季、大友康平、GACKT、吉川晃司ら名だたるロックミュージシャンの歌声も支えた。

 一方で、経営者としての顔も持ち、2010年には東京・神谷町でラーメン店「天雷軒」をプロデュース(現在は四ッ谷に移転)。20年にも2号店を東京・麹町店にも出店するなど、ラーメン通にも深く愛される名店のオーナーとして知られた。

 さらに、フレンドリーな人柄もありバラエティー番組も数多く出演。芸人顔負けの軽快なトークを展開し、ライブのMCも含め笑いを誘う場面が多かった。昨年9月に病気を公表して以降初の公の場となった地元・秦野市の「秦野たばこ祭」でも「一部のニュースで『顔認証ができないほど痩せこけた』と書かれていた。それが一番ビビりました」とジョークをさく裂。真矢さんの周囲には、いつも笑顔の輪が広がっていた。

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