◆オープン戦 巨人3―0楽天(23日・那覇)

 巨人の新外国人フォレスト・ウィットリー投手(28)が23日、楽天とのオープン戦(那覇)で来日初の実戦登板。先発し、“バウアー塾”での学びを生かして初回を13球でピシャリ。

最速156キロを計測し堂々のデビューを果たした助っ人右腕は「異国の地で全く違う環境。いつもよりちょっと緊張感はありましたけど、結果がよかったので満足しています」とさわやかに笑った。

 まずは先頭・佐藤への初球で155キロをたたき出すと、2球目には156キロをマークし、最後はカットボールで遊ゴロ。続く中島を直球で見逃し三振に抑えると、最後は浅村を中飛。16日のライブBP(実戦形式の打撃練習)でも156キロを計測していたが、この日も力強い直球で圧倒した。ネット裏で視察した広島・岩本スコアラーを「真っすぐも曲がり球も、いい球どころではなくやべぇなって球だった。一番手ごわそうというか、どうしようかな、と迷う投手」と震えさせた。

 日本球界でプレーした友人からの助言を生かした。昨季、DeNAでプレーしたトレバー・バウアー投手(35)とは米テキサス州のジムで知り合ってから10年以上の付き合いがあるという。オフは、バウアーの所持するジムで汗を流した。日本でプレーすることが決まってから助言をもらい「日本の打者はしつこいと聞いていたし、高めの直球を米国ほど(ストライクを)取ってくれない。低く投げた方がいいよと言われて、一番印象に残っている」。

低めを意識し投げきった。

 この日は直球にチェンジアップ、カットボールのみの投球となったが「次はイニングもかさむと思うので、スイーパーやカーブも投げていきたい。あとは5、6回投げられるようになれば自分としては開幕の準備ができる」。順調に調整を重ね、まずは開幕ローテを勝ち取る。(水上 智恵)

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