J1清水は24日、三保グラウンドで公開練習を行った。2戦連続スタメンで神戸戦(21日、1○0)に臨み、今季初勝利を呼び込んだMF小塚和季(31)が、スタメン定着への闘志を見せた。

攻守の切り替えの局面で存在感を示し、キッカーとしても精度の高いクロスを供給していた。「まだ自分が(主力に)定着しているとは思っていません。いい選手がたくさんいる中で、常にいい準備をしてアピールを繰り返すことが、今年は大事だと考えています」と、さらなる活躍へ力を込めた。

 神戸戦で今季初勝利を挙げ、次戦となる28日のアウェーG大阪戦へ向け、この日はボール回しなど軽めの調整を実施。「前節はいいサッカーができて手応えはありましたが、勝ちきれなかった試合もありました。その中で、今回は勝ち切れたことがよかったです」と充実した表情を浮かべた。小塚は吉田監督体制のもと中盤の複数ポジションに挑戦し、直近2試合はいずれも右インサイドハーフで先発。今季初スタメンとなった14日の京都戦は1―1でPK戦の末に敗れたものの、右サイドからのクロスで先制点につながる相手オウンゴールを誘発した。さらに、VARで得点は取り消されたものの、FKからDF住吉のシュートにつなげるなど存在感を示した。続く神戸戦では相手のハンドを誘ってPKを獲得。FW呉世勲の決勝ゴールを生み出し、今季初勝利に貢献した。

 J1川崎からKリーグを経て清水に加入した昨季は17試合に出場。

コンディションが整わず、9月23日の第31節浦和戦(0△0)で先発起用されるまでの11試合は途中出場となったが、浦和戦からの4試合連続でのスタート起用では期待に応えるように2得点を挙げた。

 実力を明治安田J1百年構想リーグでも発揮し、新シーズンにつなげていく。特別大会で掲げる個人目標は「ゴールやアシストで10ポイントに絡みたい」。2連勝が懸かる次戦は、今季からイェンス・ヴィッシング監督が指揮を執るG大阪戦。「京都や神戸とはまた違うサッカーをしてくると思うので、相手のウィークポイント(を突くこと)と、僕らがやるべきことを徹底していきたい」と意気込んだ。(伊藤 明日香)

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