◆第21回大田区長杯 ▽1回戦 新宿ボーイズ18―0東京中央ボーイズ=5回コールド=(2月15日、大田スタジアム)

 第56回春季全国大会(3月26~31日、大田スタジアムほか)の東京都東支部予選を兼ね、1回戦4試合を行った。新宿ボーイズは先発左腕・高橋惺(2年)が5回参考ながら2四球だけの無安打無得点試合を達成した。

 右手のグラブを高々と上げる独特のフォームから、新宿の高橋惺が100キロ台の速球と変化球を自在に操り5回ノーノーを達成した。「本調子じゃなかったですが、いい球がいっていました。初めての経験です」。1番打者に主将も務める左腕が、快挙をつかんだ。実は、インフルエンザから復帰したのが、この試合。まさに、ぶっつけ本番だった。通常は115キロほど出る速球を捨て、コントロール重視の投球が功を奏した。

 公式戦で勝てない秋が過ぎた昨年11月から1月までの冬トレで、みっちり走りこんだ。「このチームは力はありませんが真面目。苦しい練習に耐えてくれました」。自身が行ってきた下半身中心の練習メニューを選手に課した山中惇也監督(35)。「きつかったぁ」と3安打した4番・小池田。

エースも、そして16安打で18点を奪った打線も、監督やスタッフを信じ、自分たちの成長を信じ、取り組んだ成果が表れた。「守備と走塁。ずっと練習してきました。次もおごらず」(山中監督)。新宿がダークホースに名乗りを上げた。

 ☆新宿・鈴木聡二郎遊撃手(自身初の4安打で、4得点の2番打者)「チームバッティングに徹しようと、それだけを考えていました」

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