歌舞伎俳優市川染五郎が24日、都内で行われた舞台「ハムレット」(東京・日生劇場、5月9~30日)の製作発表に當真あみ、石黒賢、柚香光と出席した。

 シェークスピア4大悲劇の一つで、人間の苦悩を描いた物語。

染五郎はストレートプレイの舞台に初出演で初主演する。かつて祖父の松本白鸚、父の松本幸四郎も演じたデンマーク王子ハムレットを演じることに「稽古に入った段階から経験者である祖父と父に聞きたい。祖父はシェークスピアの4大悲劇をすべてやっているので、作品への向き合い方、取り組み方を感じられたら」と語った。

 右手の人さし指には祖父から受け継いだ指輪をして登壇し、「お守りとして、つけていきたい」。劇中に決闘シーンがあることから、白鸚から「フェンシングの練習をしないといけない」と言われたという。また、ハムレットの人物像について「若者の生まれ落ちた環境で、どう生きたらいいのか、悩み葛藤する男、という解釈でいます。若いからこその危なさにフォーカスするのではなく、ハムレットという人物の本質、心の部分を積み上げて演じたい」と思いを明かした。

 「生きるべきか、死ぬべきか…」などと訳される有名なセリフには「生きるべきか死ぬべきか、というより、生きる前提で自分がどうあるべきか、という自分への問いかけと解釈しています」と説明した。

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