◆オープン戦 カブス6―5パドレス(24日、米アリゾナ州メサ=スローンパーク)

 カブスの今永昇太投手が、本拠のパドレス戦でオープン戦初先発し、2回を投げて3安打無失点だった。

 初回に先頭打者に三塁内野安打を許し、1死から中前打で一、二塁とされた。

宋成文との打席では重盗を許したが、空振り三振で2死とし、続くソラクを落ち着いて二ゴロに打ち取った。

 初回に1点の援護をもらった2回は、2死からレイエスに中前安打を打たれたが、デュランを右直に打ち取り、2イニング連続無失点で出番を終えた。33球を投げて23球がストライク。最高球速は94・1マイル(約151・4キロ)だった。

 オフで体作りを行った成果が表れてきているという。「自分が右足を着いた時に、同じ力が地面から返ってくる。それをうまく体に返せないと、僕の中の表現では体が空振りしてしまうというか、上半身だけで頑張ってしまうという投球が何度もあった。オフシーズンからそこをしっかり見直してきて、受け止めたものを指先までしっかり逃さないためにはどうすればいいんだろうと。どの角度がいいんだろうと。そうすると体が空振りする回数が減ってきた。もちろん数字には出ないと思うし、自分しか分からないものなので、よりそれを研ぎ澄ませていけたら」と“投げる哲学者”らしく独自の表現で感触の良さを解説した。

 「一番良かった点は、もちろんバッターが仕上がってない時期っていうのはありますけれども、まっすぐをカチンと引っ張られなかった。

フィジカルもいい、肩もスムーズに動いている、で、94マイル出ている。その点がマッチしてるのはすごくよかった」と話した今永。昨季の最高球速は93・8マイル(約151キロ)だったため、オープン戦初実戦の時点で更新。1年契約で巻き返しを図るシーズンで好スタートを切った。

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