巨人は25日、那覇キャンプの最終クールに突入した。スポーツ報知評論家の村田真一氏はブルペンでフォーム矯正する戸郷翔征に注目。

その取り組みに迫った。

* * * * * *

 赤星とルシアーノがピッチングをする傍ら、戸郷が端っこで地道に投げ込んでいたな。わずか数メートル先のネットに向かって、ひたすら投げる。新しいフォームに矯正する時はこういうものなのよ。目標が遠ければ体のどこかに力が入りやすくなって、矯正しづらくなるからな。地味な練習がいつか実を結ぶと思うぞ。少し腕を下げたようだが、大事なのは手首を立てて放れているか。寝ると球に力が伝わらんし、制球もアバウトになる。大きなチェックポイントになってくるな。

 受ける捕手からすれば、戸郷らしい球を投げてくれればいいんよ。もちろん、ミットを構えたところにコントロールしてほしいけど、球が強ければファウルも取れるし追い込める。彼にはフォークがあるから打ち取る確率は高くなるからな。

とにかく戸郷が納得する球を投げること。今は地味な練習に映るけど、この地道さが復活へと導いてくれると信じているよ。

 昨年の、わずか1年ダメだっただけや。本人には「24年まで3年間も2ケタ勝ってきたんだから自信持ってやれよ。お前なら大丈夫や」って言っといたよ。周囲の期待が大きいからプレッシャーになるところもあると思うけど、冷静に自分を見つめながらやっていけばいい。(村田 真一)

編集部おすすめ