◇スターゼンカップ 第56回日本少年野球春季全国大会支部予選中国ブロック(21、22日・やまみ三原市民球場) ◆小学生の部・決勝 大山ボーイズ(山陰)1―3x東広島ボーイズ(広島県)

「スターゼンカップ 第56回日本少年野球春季全国大会」(報知新聞社など主催)の各支部予選が行われ、続々と代表が決まった。中国ブロック予選(小学生の部)では、東広島ボーイズ(広島県支部)が劇的なサヨナラV。

2年ぶりの本大会出場を果たした。中学生の部では滋賀県支部から湖南ボーイズ、兵庫県西支部から明石ボーイズがともに3年連続の切符獲得。兵庫県東支部では兵庫夙川ボーイズがシーソーゲームを制し、7年ぶりの本戦出場を決めた。

 同点で迎えた最終回にドラマが待っていた。東広島は、初回に準決勝から連発のサク越え同点ソロを放っていた村上が「河上に回そう」と、黒子に徹して右前打。2打席凡退していた4番・河上も「後ろにつなぐ」意識でバットを振った。気負いを捨ててはじいた打球はグングン伸び、センター後方の簡易フェンスを越えるサヨナラアーチ。ダイヤモンドを回り、歓喜する仲間にもみくちゃにされた。

 殊勲の主砲は春に兵庫県への転居を控えており、今大会が現チームでのラストゲーム。置き土産となる決勝弾に「最高。外野の前でいいと狙いすぎなかったのが良かった」と汗をぬぐった。一方で、お膳立てした3番打者は「『俺が決めるから単打にしてくれ』って言われた」と舞台裏を暴露。

しびれる投手戦の中、最後は自慢の強打で制した。

 2年ぶりの本大会では現4番が欠けるが、「初心に返って河上の分まで戦う」と濱咲主将。河上は「日本一になってほしい。中学では全国大会、ジャイアンツカップで再会できるように頑張る」とエールを送った。

編集部おすすめ