25日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、高市早苗首相がこの日、自民党所属の衆院議員全員に「当選祝い」としてカタログギフトを贈った問題について、参院本会議での代表質問で「1人分約3万円、合計315人分」と事実を認めたうえで「法令上問題はない」と述べたことを報じた。

 当選議員への贈呈を巡っては、昨年3月に石破茂首相(当時)が当選1回の衆院議員15人と会食した際に10万円分の商品券を配ったことで「国民の感覚からかけ離れたということは率直に認めなければならない」と陳謝した。

今回の件について、コメンテーターで出演の政治アナリスト・伊藤惇夫氏は「全所属議員に配るってのは聞いたことがないんですよね。もう一つ言うと、法律的な問題は別として、政党支部から配ったとおっしゃいますけど、それに加え、政党交付金ではないとおっしゃってますけど、政党支部、選挙区支部には当然、政党交付金が入っているわけで、お金に色はついてませんから、政党交付金じゃないという主張は証明するのは難しいんだろうなと」とコメント。

 その上で「のし袋に高市早苗って個人名が書いてあるわけですね。出所はどうだ?って。法律的な問題は別にして、高市早苗さん個人からいただいたというふうに、みんなが思う可能性が高い。国会議員や政治家は社会通念上の是非に加え、政治家としての倫理観が加わるわけで、その意味で言うと、総額900万円を超えるものをばらまいたという印象を与えてしまったのは、高市さんにとってマイナスだと思う」と続けた。

 さらに「法律的にシロであるということで高市さんは突っぱねていくことになると思うけど、野党側としては、その財源、原資はどこから来たんですか?とか、これだけのお金を配った目的はなんなんですか?と追及していくことは十分考えられる」と指摘。

 「国会議員になった途端に皆さん、大体、年収3000万円ですよね。そういう人たちに実質的に3万円のカタログギフトを贈る、受け取る。そういう世界なんだなと言う印象を一般の方に与えた時に一般の方がどう思うかですよね」と続けると「高市さん、今回、これだけの(衆院選で)圧勝をしたことで総理大臣としては舞い上がっちゃったのかなと」とポツリ。

 「全能感というか何やってもいいっていうふうになっちゃったのかなって、ちょっと、そんな感じもするんです」と私見を述べていた。

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