サザンオールスターズの桑田佳祐(70)が、4月に3年半ぶりの新曲「人誑し/ひとたらし」をリリースし、7月から同じく3年半ぶりとなるソロ全国アリーナツアーを開催することが25日、分かった。

 26日に70歳の誕生日を迎え、大きな節目となる今年はソロ活動に注力する。

昨年、サザンオールスターズとして自身最多60万人を動員したドームツアーを完走。日本中を熱狂させた勢いそのまま、記念すべき古希となる今年はソロで歌声を届けることに。桑田は「長きにわたって支えてくださった皆さまのおかげで、この年になっても音楽活動を続けられる喜び、そして幸せをかみ締めております」と感謝する。

 自ら考案したテーマは「NEW 70’s ここからがはじまりでしょ」。込めた思いについて「思えば私も、いろんなものをコキすぎて参りました。調子をコイてばかりの人生だったし、いくつになってもバカをやめられずにおります」とした上で「一昔前の70代とは感覚もだいぶ変わってきたのではないかなと感じています。『もう』とか『まだまだ』ではありません。むしろ『ここから』が始まりだと思う次第です」と明かした。

 新曲「人誑し―」は、高揚感をあおるアップテンポな曲調と、聴き心地の良いギターのフレーズが特徴。6月24日に「君への手紙」(16年)以来、自身約10年ぶりのCDシングルとしても発売される。最新のアーティスト写真は日本の伝統芸能「能」の聖域である「能楽堂」で撮影され、渋さあふれる一枚となった。

 7月にスタートするツアーは、全10か所22公演を予定。

開幕地に選んだ石川や熊本のほか、フィナーレを迎える宮城は今年で東日本大震災から15年となる。震災の被害を受けた地域にも足を運び、勇気を届ける。

 現在は着々と準備を進めており「さあさあ皆さま、ご一緒に人生を謳歌(おうか)しようではありませんか!! 120歳まであと50年!! もう一度人生のスタート・ラインに立って、女も男もコキまくろうではありませんか!!」と熱く呼び掛けた。桑田の新章が幕を開ける。

 〇…今夏には自身が手がけてきた楽曲の「歌詞集」を発売することも明らかになった。デビューから50年近くにわたってヒット曲を生み出してきた“桑田節”を一つの作品として楽しむことができる。関係者によると現在編集中で、詳細は後日発表される。

◆ツアー日程

 ▼7月8、9日 石川県産業展示館4号館

 ▼同14、15日 あなぶきアリーナ香川

 ▼同21、22日 広島グリーンアリーナ

 ▼同29、31、8月1日 TOYOTA ARENA TOKYO

 ▼8月7、8日 三重県営サンアリーナ

 ▼同13、14日 グランメッセ熊本

 ▼同19、20日 兵庫・GLION ARENA KOBE

 ▼同27、28日 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

 ▼9月2、3日 神奈川・Kアリーナ横浜

 ▼同9、11、12日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ

編集部おすすめ