テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は26日、道路や水道など社会基盤の老朽化が問題となっているなか、古くなった街路灯が倒れて走行中の車に接触する事故が起きていることを報じた。

 番組では、2年前の3月に仙台市泉区内で街路灯が倒れ車のボンネットに衝突する事故、さらに愛知・豊川市内で今年1月1日に街路灯が倒れる映像を放送した。

また、島根・出雲市、東京・渋谷区でも過去に街路灯が倒れた事例を伝えた。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、社会基盤の老朽化に「結局、モノは、必ず古くなって壊れるんですよね。古くなったら取り替えればいいじゃないか。だけど、そのためにはお金がかかるということで」と指摘した。

 続けて「どれぐらいかかるんだろうなと思って調べたらですね。国交省管轄の道路、河川、下水道とか港湾とかね。そういうインフラを今後30年、更新していくのには、だいたい180兆円ぐらいかかる。年間で言うと、6兆円ぐらい。消費税でいうと、2%ぐらい。それがこれから増えない。今、あるものを維持するだけで、年間、消費税2%分が必要なんですよ」と指摘した。

 さらに「この税金は結局、誰かが払わなきゃいけないんですね。

国債を発行しても、将来、それは誰かが返さなきゃいけないということで、必ず国民が払わなきゃいけないものなんですよ」とし「そういうふうな中で、例えば財源の裏付けなしに減税とかって本当にやっていいのかと。足りないものばっかりなんですよね。どこを見ても足りないんですよ、すべてがね。足りない結果として、国が借金をしてますからね」と解説した。

 続けて「ここが一番の根本なんですけど。もちろん経済成長すれば、それを補っていける部分はあるんだけれども、我々は使う分に対してはあまり払ってないっていうのは、これはもう現実です。なので、そういう根本的なところを我々考えなきゃいけない。今、例えば、減税も財源なしでは減税ってしない方がいいんじゃないかという声が大きくなってきてますよね。世論調査でも。だから、本当のところはどうなんだ、ということを、我々は伝えなきゃいけないし、もちろん、政治も伝えなきゃいけないということですね」と提言し「いい話ばっかりっていうのはありません」と明かした。

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