テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は26日、ロシアによるウクライナへの侵攻から4年を経たことを報じた。

 番組ではウクライナの首都キーウを取材し停戦への道筋が見えない中、暖房が使えないなど厳しい冬に直面する市民の過酷な生活を伝えた。

 スタジオでは、ロシア軍の死傷者が約120万人、死亡が約27・5万~32・5万人。ウクライナ軍の死傷者が約50万~60万人。死亡が約10万~14万人であることを報じた。さらに2025年のウクライナの民間人の被害は、負傷者が1万2142人、死亡が2514人で前年に比べ死傷者数が3割増えたことを伝えた。また、ロシアが1月24日にウクライナの社会基盤施設へ大規模攻撃を行い、全国で120万世帯が停電し現在もガス、暖房が止まったままの地域があることを報じた。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、市民に長期間、甚大な影響が出ていることに「地獄のような4年間だと思います」と明かした。さらに「我々、どうしても正義っていう視点で見てしまうんですよね。この戦争は、どちらの方が正しくて、どちらが間違っているのかっていう。そういうふうな視点で見ると、ロシアが間違っていてウクライナが正しいんだ、と。そういうふうな視点だけで見るんですけど」と指摘した。

 続けて「仮に、ウクライナが正しいとしても、もうこの4年間で1万人を超える民間の死者が出てですね、一般の人たちは、塗炭の苦しみをずっと味わい続けている。正しいとしても、これだけの苦難に追い込まれてしまう。

戦争っていうのは、こうやって見てみると、始まったら終わるのは、すごく難しいんですよ。一回始めてしまったら。出口が見えないっていう簡単な言い方してますけど、どういうふうにして終わらせるかというのは、ものすごく難しい。始めるときは、ちょっとした発火で始まるんですけど、終わらせるっていうのは、本当に難しいんですね」と示した。

 その上で「僕はこういうふうなのを見ていると、戦争はとにかく始めてはいけない。始めてしまったら、もう終わらせるのは本当に難しいんだ。その間、ずっと苦しむんだというふうなことを、我々、日本の歴史でも太平洋戦争でそういうのを見てるわけですね。もう徹底的に破壊され尽くすまで日本は戦争をやめなかったわけですから。だから、我々一般市民にとっては、戦争は絶対に始めてはいけない」と訴えた。

 続けて「だから、戦争が終わった時に、もう一回始まったときのことを検証しなければいけないと思います。これはもちろん、ロシア側が侵略して始まった戦争ですけれども、じゃあ、ゼレンスキー大統領は、ロシアに対しての挑発をずっと続けていたということは、それでいいんだろうか?よかったんだろうか?ということも含めて、僕は、さまざまな検証が必要になるんだろうと。それも終わってからの話ですからね。

まだまだ続いてますからね」と提言していた。

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