50代以上のシニア445名を対象に実施された「ひざ痛」に関する意識調査で、 68.1%がこれまでにひざの痛みを感じたことがあると回答し、多くのシニアが日常的な不調に悩んでいる実態が明らかになった。調査はシニア向けマーケティングサービス「コスモラボ」を運営するコスモヘルス株式会社が行ったもの。

 ひざ痛を最も強く感じる場面としては、「歩行・階段などの移動時」が38.0% で最多となり、「しゃがむ・体をひねるなどの動作」(33.3%)が続いた。日常生活の基本動作が痛みを引き起こすポイントになっていることが分かる。

 痛みの要因(複数回答可)としては「加齢や身体の衰え」を挙げる人が46.5%と最多で、「正座・しゃがみ姿勢など、ひざを深く曲げる習慣」(37.6%)や「長時間の立ち仕事や座り姿勢」(28.4%)といった生活習慣も影響しているとの認識が示された。

 ひざ痛によって困っていること(複数回答可)としては、「座った姿勢から立ち上がるのが大変」(48.5%)や「階段の上り下りがつらい」(47.9%)、「正座やしゃがむ動作が痛い」(46.2%)と、日常動作に直接的な支障を感じる回答が上位に挙がった。

 対処法(複数回答可)では「医療機関に相談した」(38.0%)や「市販の湿布や薬を使った」「電気治療器を使った」(各37.0%)といった方法が試されている一方、効果については 「ある程度効果があったが持続していない」との回答が53.8%で最多となり、継続的な改善につなげるのが現状では難しい傾向が浮き彫りとなった。

 本調査からは、ひざ痛がシニアの移動や日常生活の動作に深く関わっており、痛み対策が生活の質に直結する重大な課題になっていることがうかがえる。一過性のケアだけでなく、持続的に効果を得るための対処法や予防策の情報提供が今後さらに求められる。

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