NHK Eテレで放送中の「日曜美術館」(日曜・前9時)歴代司会者取材会が26日、東京・渋谷の同局で行われ、女優の檀ふみが出席した。

 1976年に放送が開始され、今年で50年の節目を迎える長寿番組。

2006~08年度の司会を務めた檀は、記念番組の収録を終え「いい番組に参加できたなと改めて思った」と笑顔を見せた。

 番組を通して日本画家・堀文子さん(19年死去、享年100)と出会えたことを「人生の宝物」と表現。「晩年に堀先生のお宅に伺ったことを懐かしく思い出した」と述懐した。

 「日本人としてこれだけスケール大きい方は誇らしい」という堀さんとの交流について、「アトリエに伺って話していたら恋に落ちてしまった。先生の弟子にさせてください、と申しました。堀さんは『群れない、慣れない、頼らない』。弟子も取らないし弟子にもならないという人だったので非常に困っていらっしゃったが、晩年“押しかけ弟子”になって土日に伺った」とエピソードを披露した。

 続けて「堀さんの素晴らしいところは、自分の作品にも“慣れない”こと。どんなに成功してもそれをいったん壊して一から作り直していくことを最後まで繰り返した」と尊敬の念を示した。

 檀らが出演する「日曜美術館」の放送開始50年特集「“わたし”の日曜美術館」は、3月29日午前9時から放送される。

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