巨人の竹丸和幸投手(鷺宮製作所)が26日、24歳の誕生日を迎え、開幕ローテ奪取を誓いに立てた。残り約1か月に迫ったシーズンに向け「(打者から)逃げずに勝負することが一番大事」と力強く決意表明。

阿部監督も普段から提唱する「困ったらど真ん中」を体現し、1年目から不動の地位を確立する。

 ドラ2・田和、ドラ3・山城からバースデーケーキを食べさせてもらうと、白い歯がこぼれた。「おいしいです」と竹丸。柔和な笑顔の裏で、心は熱く燃えていた。開幕まで約1か月。「プロ1年目。しっかり頑張りたい。ローテに入って、1軍でいろいろな経験がしたい」。初めてのシーズンに向け思いを新たにした。

 11日の紅白戦で1回2Kの実戦デビューを飾り、ここまで3登板で5イニング連続無失点中の左腕。28日の練習試合・韓国サムスン戦(那覇)では複数イニングを任される予定。「無失点で終わりたいという思いはもちろんあるんですけど、その中でもなるべくいい内容で終われるようにと思っています」。

結果よりも投球内容を重視し、1球の精度にこだわる構えだ。

 反省を成長につなげたい。7回から4番手で登板した22日の中日とのオープン戦(北谷)。7回2死無走者の場面で、カウント1―2から3球続けたチェンジアップでストライクを取れずに四球を与えた。結果としては2回を無安打無失点に抑えたが「もう少し決め球の精度を上げないと」と自ら新たな課題を掲げた。

 課題克服に向けても必要となるのが、真っ向勝負。「まずはしっかりストライクを投げて(いきたい)。打たれるかもしれないですけど、逃げずに勝負することが一番大事かなと思います」。阿部監督も「困ったらど真ん中」と、細かい制球を気にしすぎて大胆さが消えないよう普段の練習から提唱している。仮に打たれたとしても、打者と向き合う姿勢は貫く構えだ。

 この日は、狙いを持ってブルペンで45球を投じた。「これからどんどん相手打者も状態が上がってくると思うので、それに対してしっかり自分の投球ができるように。

抑えてしっかりアピールできるように、残り1か月やっていきたいと思います」。開幕ローテ入りという目標を見据えた竹丸が、24歳のスタートを切った。(北村 優衣)

編集部おすすめ