直近の対外試合4戦は計6打数無安打と苦しむ巨人のリチャード内野手(26)が26日、現在の心境を明かした。那覇キャンプでの実戦は残り2試合。

27日からの対韓国チーム2連戦へ向け「花は最後に咲く」と決意表明した。新応援歌を力に変え、故郷で躍動する。(取材・構成=内田 拓希、臼井 恭香)

 リチャードが快音で好調ぶりを示した。全体練習の最後に行われたマシン相手のミニゲーム。カーブをライナーで左翼席に突き刺し、のべ33打者で唯一のサク越えを放った。弾みをつけて迎える27日ハンファ戦、28日サムスン戦(ともに那覇)に向けた思いを、ユニークな“リチャード節”で明かした。

 「花みたいな気持ちです。花って最後に咲くじゃないですか?ためてためて、パカって」

 つぼみは確実に膨らんでいる。15日の練習試合・広島戦(那覇)では力みの抜けたスイングで右越えの三塁打。その後の4戦は無安打も、フリー打撃では右中間方向を中心に快音を連発している。宮崎キャンプ中に阿部監督から受けた「サク越え何本でも0円」という助言を体現している。

 「宮崎からやることは変わらない。

欲をかかずに。すぐには良くならないっていうのはわかっています。これをやっておけば大丈夫かなというのを見つけて、続けていけるようにしたい」

 発奮材料が増えた。24日、自身を含め4選手の応援歌が発表された。自身の歌詞の最後は「無限のかなたへ飛ばせリチャード」。米ピクサー人気映画「トイ・ストーリー」シリーズに登場するバズ・ライトイヤーのセリフにかけた歌詞とアップテンポなメロディーが背中を押してくれる。

 「僕ごときがちょこっとホームランを打っただけで、すごくかっこいい応援歌ができた。本当にありがたいですよね。打って恩返しするしかない」

 リチャードが昨年のファンフェスタで仮装したバズを意識した新応援歌は、27日にもお披露目される。故郷・沖縄に今季“1号”を描くことが、最初の恩返しになる。

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