テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は27日、消費税の減税などを超党派で議論する国民会議の初会合が26日に首相官邸で開かれたことを報じた。

 今回の国民会議は、2年限定の飲食料品の消費税率ゼロや「給付付き税額控除」の制度設計がテーマ。

 高市早苗首相は消費税減税を巡り、物価動向や感染症拡大などの事態に合わせ、税率を柔軟に変更できないかと提起した。飲食料品の税率ゼロに向け夏前に中間取りまとめを行い、早期に法案を提出したいと意欲を表明した。

 会議には自民党と日本維新の会、チームみらいが参加。中道改革連合と国民民主党は出席を見送った。参政党、共産党、れいわ新選組は会議に呼ばれなかった。

 番組では、同局政治部記者が今回の国民会議について「主要政党間で共通認識を持つことで、その後の国会での審議をスムーズに乗り切りたい消費税や社会保障など、大きな課題はスタートから主要野党も取り込み、進めたいのが本音」との解説を伝えた。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「僕は、この国民会議っていうものの、そもそもの存在意義が分からないんですね」と指摘した。さらに「まず野党を選別してるじゃないですか。野党を選別したら、これ国民という名前、国民会議の国民というふうな言葉に、まずそわないんじゃないかと思うんですよ」と疑問を投げかけた。

 続けて「逆に、全部の野党が入ってしまったら、それはやっぱり屋上屋を重ねることになるんじゃないかなと思います」とし「あのわざわざ、私たち国民は、選挙で国民の代表を選んで、国会に送っているわけですよね。それは、野党だって同じわけですよ。全部、国民の代表です。

その国民の代表が会議をする場として、国会っていうものがもともとあるので、それに対して、国民会議を別に作ってしまったら、国会の意味がなくなるんじゃないかなって僕は思うんです」とコメントした。

 さらに「むしろ、この国民会議のようなものがうまく機能して、これが通例になってしまったら、国会って何なの?ってことになります。国会は、単なる追認のための議決機関になってしまいますよね。それでいいんですか?と何のために国会があるんですか?」とさらに疑問を投げかけた。

 続けて「例えば、この給付付き税額控除という問題を話し合うため、みんなで話し合いましょうというふうなことだったら、特別委員会を国会に作るという方法だってあるんですよ。そうなれば、例えば、共産とかれいわとか参政は入れませんというわけにいかないので、なんでそういうふうなものにしないで、こういうふうに別な国民会議ってなるものを作るんだろうと」とし「僕は、これはいいことだと思っていません」と断言した。

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