昨年11月に火災のため死去した歌舞伎俳優の片岡亀蔵(かたおか・かめぞう、本名・片岡二郎=じろう)さん(享年64)のお別れの会が27日、帝国ホテル東京で開かれ、8代目尾上菊五郎が参列した。

 故人への献花を終えた菊五郎は「(亀蔵さんの)最後の舞台もご一緒して、京都の(八代目)襲名、お正月の公演もご一緒の予定だったので、ただただ残念な気持ちでいっぱい」と追悼した。

学生時代には一緒にゲームをするなど、公私ともに親しくしていた間柄で「いろいろ教えをいただいて、かわいがってくれた先輩。これからもご一緒できると思っていたので、心に穴があいてしまったような感覚」と悔やんだ。

 それでも、「きっといい作品を作ることが亀蔵さんがさらに笑顔になってくれることだと今日感じました。常に芝居を良くしようという心が亀蔵さんの心だと思うので、その心をしっかり持って見守ってくださる亀蔵さんに向けてもいい舞台をつとめたい」と前を向いた。

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