偽販売サイトに関する意識調査で、回答者の約半数が「偽販売サイトを見抜ける自信がない」と回答したことが分かった。一方で、実際に被害に遭った人の割合はそれを下回っており、自信はないものの多くの人が一定の注意行動によって被害を回避している実態も明らかになった。

 株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」が行った調査では、偽販売サイトを見抜けるかという問いに対し、「自信がない」「あまり自信がない」とする回答が約50%を占めた。ネット通販が一般化する中で、不審サイトへの不安を抱えている人が多いことがうかがえる。

 一方で、購入時に確認しているポイントとしては、「口コミ・レビューを確認する」「販売元情報を確認する」「URLをチェックする」などの回答が上位となった。特に、価格が極端に安い場合や日本語表記に違和感がある場合に警戒するという声も一定数見られた。

 また、偽サイトにアクセスした経験があっても、購入前に不審点に気づき、取引を中止したケースも多く報告されている。調査結果からは、見抜く自信は十分でなくても、基本的な確認行動を取ることで被害を防いでいる消費者が少なくないことが示された。

 ネットショッピングの利便性が高まる一方で、偽販売サイトのリスクも続いている。今回の調査は、消費者の不安の大きさと同時に、慎重な購買行動の重要性を改めて浮き彫りにする結果となった。

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