2025年の最新「離婚原因」に関する調査で、男女ともに「性格の不一致」が最も多い離婚理由となった。弁護士法人デイライト法律事務所が行ったこの調査(調査対象1439人)は、全国の離婚相談窓口への相談データを基に集計されたもので、性別ごとの離婚理由ランキングの上位項目を比較分析している。

まず、離婚理由のトップについて男女別に集計した結果、男性・女性ともに「性格の不一致」が36.0%で1位となった。続いて、男女で特徴的な違いが表れたのが 上位ランキングの差異だ。男性側では、 「自身の不倫」が順位を上げて第4位にランクインしている点が注目される。これは昨今の意識変化や相談傾向の変動が背景にある可能性を示唆している。

一方、女性側の上位理由は男性とは異なる傾向を示し、「異性関係(相手方)」や「暴力」など男性側が原因の理由が5位以内にランクインするなど、ランキング全体のバランスにも性別による特徴が見られた。

離婚理由の上位では、性格の不一致以外にも、価値観や生活リズムのズレ、コミュニケーション不足などが含まれており、長期的な関係維持における基本的な適合性の重要性を裏付ける結果となった。また、男性で「自身の不倫」が4位に上昇したことは、離婚相談における自申告型の原因としての不倫の存在感が高まっていることを示している。

今回の調査結果は、離婚の背景にある夫婦関係の実態や性別による意識の違いを理解するうえで示唆深い内容となっている。性格の不一致が男女共通の1位である一方、性別によって離婚理由の順位が異なる点は、今後の相談支援や当事者への対応で考慮すべきポイントとなりそうだ。

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