◆オープン戦▽国学院大5―5NTT東日本=9回引き分け(27日・国学院大グラウンド)

 東都大学リーグ・国学院大の期待の新2年生外野手・大谷汰一(天理)が「6番・中堅」で先発出場し、4回の第2打席で豪快な右越え弾を放った。

 0―2の4回1死一塁。

NTT東日本の好投手・寺嶋大希が投じた内角高めの直球をフルスイングすると、打った瞬間にそれと分かる力強い打球が相手右翼手のはるか頭上へ飛んでいった。185センチ、90キロと恵まれた身体を持つ若き強打者は「詰まり気味でしたが、行ったかなと思いました」と笑顔を見せた。

 1年春からリーグ戦に出場したが、1年間の通算成績は39打数6安打2打点で、打率1割5分4厘の数字に終わった。「打席でしっかり振ることができていなかった」との反省から、オフは徹底的にバットを振り込んだ。「大学生投手の強い球に負けないスイングを身に付けようと練習しました。その証明ができたかなと思います」。2年目でのレギュラー定着へ向けて強烈なアピールとなった。

 大柄な左打者で、50メートル6秒1の俊足。遠投110メートルと肩も強い。高校時代から、同姓の大谷翔平ドジャース)と重ねて見られることが多かったという。「足元にも及びません」とはにかみつつも「長打力があって走れる選手になりたい」と大谷。鳥山泰孝監督(50)は「スケールの大きな選手に育ってほしい」と期待を隠さなかった。

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