ドラフト3位・山城京平投手(22)=亜大=は内海コーチからカーブを使った修正法を伝授され、新たな引き出しを手に入れた。

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 ふわりと浮かぶボールが、山城の体の動きを正してくれた。

「自信がなかった」と、持ち球ではあったもののこれまであまり使ってこなかったカーブをこの日解禁。ブルペンで約30分間、カーブと直球を黙々と投げ続け「いい感じがした。(活用して)いけそう」と手応えをにじませた。

 現在の課題は直球を投げる際に体が開くこと。「力んじゃって、早く開いてしまう」と悩みを抱えていた。変わるきっかけをくれたのは、ブルペンでの内海投手コーチの一言だった。「カーブを投げてみて」。ゆったりと大きなフォームで投げることによって、体の力をほぐすことが狙い。体を大きく使うことで、直球の質向上につなげる。時折熱心なアドバイスを受けながらカーブを磨き上げ、直球の体の動きに落とし込んだ。

 最速154キロの直球に2種のツーシーム、スライダー、チェンジアップを操る。カーブはあくまでも「真っすぐをよくするための練習」だが、最終的には実戦でカウントを取れる球種を目指す。

「(カーブが加われば)だいぶ変わると思う。有効的に使いたいです」。ここまで順調に調整を続けるルーキー左腕。目標の先発ローテ入りへ向け、手札に新たなカードを加えた。(北村 優衣)

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