ジュニアの8人組グループ「B&ZAI(バンザイ)」が27日、東京ガーデンシアターで全国ツアー「B&ZAI LIVE TOUR 2026 ―ROCK’N’DOL―」(全10か所29公演、計8万3200人動員)の東京公演2日目を開催した。ツアーの追加公演として、5月8、9日に東京・日本武道館で単独公演を行うことをサプライズ発表した。

 ボーカル&ギターの橋本涼の「有明、始めようぜ!」の掛け声で、ステージ上のバンドセットがアンベール。リーダー今野大輝が「愛し合っていこうぜ」とクールに呼びかければ、矢花黎は「B&ZAIの“ROCK’N’DOL(ロックンドール)”へようこそ!」とベースをかき鳴らした。

 昨年2月に結成され、バンド演奏を武器とする8人が、ロック×アイドルを体現する「ROCK’N’DOL」の世界観を爆発。ギターやサックス、バイオリンなど多彩な演奏が共鳴し、新曲「衝動 Never end」など全30曲で8000人を熱狂させた。

 アイドル力でも会場をとりこにした。ユーチューブ再生回数300万回突破のオリジナル曲「なつ☆あい」ではキュートな振り付けで魅了。平成のギャル男に扮してのパフォーマンスや、3月8日からABCテレビで結成1周年特番が放送されることも報告した。

 夢舞台への切符が、突如8人に舞い込んだ。最終盤、暗転したステージのスクリーンに「日本武道館」の文字が躍り、5月に単独公演(全3公演)が決定したことが発表された。メンバーも事前に知らされておらず、8人は肩を組み「え、いいの!?本当に!?」と絶叫。菅田琳寧は腕を客席に向け「鳥肌止まんない!」と目を丸くした。

 武道館は結成時から目標としていた場所。

デビュー前のグループによる公演は、95年のKinKi Kids以来、31年ぶりとなる。橋本は感涙し「バンドリーダーとして支えてくれているバナちゃん(=矢花)が、武道館でベースを弾く姿をどうしても見たくて…。だから本当にうれしい」。矢花も「最高すぎる」と特大サプライズを喜んだ。

 同所公演はSUPER EIGHT・大倉忠義のバックアップもあり実現。さらに川崎星輝は、TOKIO・松岡昌宏からドラムを譲り受けるなど先輩たちからバンド魂を継承している。橋本は「かっこいい兄さんたちの後に続きたい」と意気込めば、稲葉通陽は「日本武道館は大きな目標であり通過点」。先に描くデビューに向け、ロックの聖地で8人の覚悟と音楽を響かせる。(奥津 友希乃)

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