◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第4節 町田2―1千葉(27日・町田GIONスタジアム)

 町田はホームで千葉に2―1で勝利した。

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 6年ぶりの兄弟対決を制した。

町田のMF前寛之は後半34分、千葉で先発していた2歳年上の兄・貴之がいるピッチの中へ入った。試合で相まみえるのは自身が福岡、兄が松本に在籍していた2020年11月8日以来で、J1同士での対戦は今回が初。同じボランチポジションで攻防を繰り広げ、チームとしての結果は自身に軍配が上がった。通算5試合目で今回が初勝利となった。

 試合を終えて弟の寛之は「とにかく2人でピッチに立てる時間があって良かった。J2でもうれしかったし、千葉というクラブが久々にJ1に上がり、そこで兄貴が昇格をつかんでJ1でやっているのもそうだし、お互いの努力の積み重ねが見えないところでもあると思う。そういうのも含めてうれしかた」と、兄と過ごした特別な時間を笑顔で振り返った。

 ともに札幌の下部組織で育ち、兄が12年にトップチームへ昇格。自身も翌年に次シーズンからのトップ昇格が発表され、同クラブ初の兄弟選手となった。公式戦初出場となった天皇杯・甲府戦では、兄との同時先発も果たした。自身は福岡に移籍して以降は主にJ1でキャリアを築く中、兄は山口、松本などJ2を主戦場に渡り歩いてきた。カテゴリーが違う期間が続いたが、30歳を超えて再び同じ舞台で戦うことになった。

 6年ぶりにピッチで見た兄のプレーについて「良かった。久しぶりにボランチをやっている兄を見た気がします」と振り返ると「幼稚園からサッカーを始めて、ずっと先頭を走ってきた兄を追いながらサッカーをやってきた。プロになってからもそう。こういう年齢になってもJ1の舞台でやっているのは尊敬しかない」と、目標にし続けた兄へのリスペクトを示した。

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