2005年にサッカーJ1(当時)のジュビロ磐田で新人王を獲得し、その後、VVVフェンロ(オランダ)などでプレーしたカレン・ロバートさん(40)がオーナーを務めるローヴァーズ株式会社が清和大(千葉県木更津市)のサッカー部創設に協力することになった。2月26日に同大学で「清和大学×ローヴァーズ サッカー部創設に関する連携協定 調印式」に同大学を運営する学校法人君津学園の真板竜太郎理事長、同大学の手塚一郎学長とともに参加し、調印した。

 千葉県の内房地域で唯一の4年生大学である清和大には現在サッカー部がなく、新たに創設する。千葉の内房地域を拠点とし、社会人チーム(房総ローヴァーズ木更津FC=千葉県社会人1部)、U―18、15、12などで選手を育成してきたローヴァーズのノウハウを生かして部の創設だけでなく、強化の面でもカレンさんが総監督を務め現場に立つ。カレンさんは「私のサッカー人生を作ってくれた愛する千葉県のため、今後は大学サッカーを盛り上げたく、清和大学サッカー部は4年以内に『関東リーグへの昇格』を達成し、その先の海外で評価される選手の育成をしてまいります」と力強く話す。練習場所は同クラブの所有するグラウンドになるという。

 清和大は就職率95%以上で、公務員の就職率も全国有数。短大との並行履修で保育園、幼稚園の免許も取得できる。現在は硬式野球部、剣道部、柔道部、女子ソフトボール部、陸上競技部があり、強化指定部として地域連携、地域密着型の活動を実施している。そこに新たにサッカー部が加わる。「海外でのプロサッカー選手を目指し、本気で夢を追いかけている選手たちにチャンスの幅を広げるサッカー部を清和大とともに作っていきたい」とカレンさん。26年度はスカウト活動に重点を置き、2027年の4月からサッカー部としての活動を開始する予定。県リーグ(2部)からのスタートとなる。プロサッカー選手の経験を持つカレンさんはクラブ運営だけでなく、千葉・拓大紅陵高サッカー部のゼネラルマネジャーも務めている。

今度は大学サッカーの総監督として千葉県に恩返しをするつもりだ。

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