◆練習試合 巨人4―2サムスン(28日・那覇)=特別ルールで延長11回まで=

 巨人の那覇キャンプは最終クール4日目。韓国・サムスンとの練習試合に臨んだ。

スポーツ報知評論家の村田真一氏は1回無失点の戸郷翔征投手を分析した。

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 いやあ、良かったよ。戸郷は上々やね。腕を下げた新フォームで直球がいい角度で決まっていた。特に3番の左打者へのクロスファイアなんて絶品やで。指先にかかる感覚とか、いい頃を思い出してくれれば最高よ。真上からのボールよりも威力を感じたし、手首が立ってるからフォークの落ちも鋭かった。1イニングの試運転やけど、手応えは十分につかめたんじゃないか。ベンチの阿部監督も安心しただろうな。

 2回から登板した山崎伊は、とにかく順調やね。緩いカーブを有効に使って、今年は直球がさらに良くなってるから緩急が効く。だから、相手をしっかりと押し込めていたな。

コントロールも間違えないし、打ち取り方を熟知している。この日は球数を増やして、3イニング目にボールが浮いての四球もあったからな、今後はそのあたりやろうね。今季は最低7回は投げてほしいし、25試合以上は最低ライン。優勝争いの9月になったら登板間隔を縮めていくくらいにフル回転してもらいたいね。

 今年は新外国人のウィットリーやハワード、マタの評価が高いけど、やっぱり戸郷と伊織がやってくれんとな。2人でタイトルを競い合うくらいに張り合って、他のピッチャー陣が刺激を受けていく。そんな構図が理想やね。そのためにも、今後の戸郷には注目していきたい。(村田 真一)

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