調教師に転身する藤岡佑介騎手(39)=栗東・フリー=が28日、騎手としてのラストデーを迎えた。最終日は阪神で7鞍に騎乗。

最終レース後にはウイナーズサークルで引退式を行った。

 同騎手は2004年3月にデビュー。2005年の京都牝馬S(アズマサンダース)で重賞初制覇を飾り、2018年のNHKマイルC(ケイアイノーテック)でG1初制覇を飾った。22年にわたる騎手生活でJRA通算1万2345回騎乗、1110勝を挙げた。重賞はG1・2勝を含む49勝。弟の藤岡康太さんも騎手として、G1・2勝を含むJRA通算803勝を挙げたが、2024年4月に落馬事故で亡くなった。

 父は藤岡健一調教師。この日はマーガレットS(タマモイカロス)で騎手として最後になる父子コンビで見事に勝利を飾り、これが現役最後の勝利にもなった。

 今後は調教師に転身。自ら手がけた馬たちをターフへ送り出し、競馬界を盛り上げていく。

 藤岡佑介騎手「まず無事に終えられて、すごくほっとしています。いつもと変わらず、準備できました。

いつも多く勝ちたいと思っていましたが、最低限1つ勝つことができて良かったです。たくさん勝たせてもらいましたし、最後も父だけでなく厩舎にも応援してもらったので勝てて良かったです。22年? すごく楽しく仕事ができました。やりきった、今はすごくホッとしています。たくさん勝たせてもらって、いろんな思い出がありますが、先週の小倉大賞典は忘れられません。名前呼ばれながら差されたのは初めて(笑)。(フェアプレー賞?)毎年目標にしていて、22年で6回はもっと取りたかった。ここ何年かは続けて取れたので良かったです。事故なく不利なくをモットーに乗ってきたので。これだけ多くのお客様の前でレースをする。日々感謝の気持ちで、きょうも気持ちを込めてレースに乗ってきました。(弟の康太さんについて)近い関係でライバル。
すごいいい刺激をもらっていましたが、事故があってからは、とにかく無事に引退することが、藤岡家の長男としての務めと思ってきた。役割を果たせてほっとしています。明日からは切り替えて応援していただける馬やジョッキーを育てていけるように、チームをしっかり作り上げていきたいです。(涙を浮かべ)おめでとう、ありがとうと言われ、最高にハッピーで、ジョッキーの仕事が大好きでした。生まれ変わってもジョッキーになりたいと思います」

 

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