◆オープン戦 楽天3―5広島(28日・倉敷)

 広島・新井貴浩監督が9回の3本塁打に目を細めた。2点ビハインドの9回に先頭・佐藤啓、ドラフト1位・平川(仙台大)が2者連続本塁打で同点。

なおも1死三塁から二俣が左翼へ決勝2ランを放った。一方、直前の8回の2失策とけん制死にも言及。同3位・勝田(近大)、育成ドラフト2位・岸本(四国IL徳島)の2人には失敗を成長の糧とすることを願った。

 ―9回に本塁打3本

 「いい攻撃でしたね」

 ―去年はなかなかホームランが

 「3本ともいいホームランでしたね。(佐藤)啓介も左ピッチャーの逆球のインサイド真っすぐだと思うけど、左ピッチャーからポール際で切れないようにホームランを打つのは、いいスイングをしないと、ああいうホームランにできないので。(平川)蓮のホームランも、右バッターがあそこ(右中間最深部)に入れるのは、なかなか難しい。しかも、逆球の外のボールぐらいまでいっていたんじゃないかな。あそこに入れるのは、なかなか見られない。二俣も追い込まれながら。ランナー三塁で(相手守備陣が)前進していた。追い込まれながら変化球をケアしながら、ケースバッティングしようと言ったのが、うまくスイングできたみたいな。たくさんのファンの人が来られてたので、良かったですね。

ああやって喜んでもらえて」

 ―若手の成長を実感

 「もちろん、もちろん。いつも言ってることと同じことになるんですけどね、去年まで1軍を経験していた若い選手が少しずつ力をつけてきているし。そこに、勝田も今日途中から出て2本(安打)ですからね。また新しい選手が入ってきて、いい競争ができてると思います」

 ―勝田は牽制死もあった

 「あれはちょっとでもリードをしっかり取ろうといところ。まだルーキーなので、ミスというか失敗から学んでほしい。プロはああいうところも隙を逃さず突いてくるので。ルーキーだし、小言を言うところじゃないでしょ。失敗を恐れずにしっかりやってくれればいいんですけどね」

 ―8回の守備はミスが続いた

 「ピッチャーのけん制(遠藤の一塁けん制悪送球)はダメなミスだと思いますけどね。岸本(遊撃でゴロを後逸)は…。ここはグラウンドが難しいので、独立リーグでもやったことない初めての球場で、軟らかいし、掘れるから。ミスはつきものだし、若い選手はミスを許されるのが特権だから。これがやっぱり、年数重ねてきた選手は、だんだんミスが許されなくなってくる。

若い選手はミスをしても、成功しても、それは勉強」

 ―(4回無安打投球の)先発・森のピッチングは

 「いいんじゃないですか。緩急も効かせていたし。いいんじゃないですか」

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