若手上方漫才師の頂点を決める「第15回ytv漫才新人賞決定戦」が、きょう1日午後3時から読売テレビで生放送される。第4回(2015年)から12年連続で審査員を務めるハイヒール・リンゴは、芸歴10年目までの後輩漫才師たちに「人生を変えてください」と呼びかけた。

(田中 昌宏)

 銀シャリ霜降り明星ミルクボーイ、たくろうと、後のM―1グランプリ王者を輩出してきた「―新人賞決定戦」。この登竜門から羽ばたいた漫才師が、今のお笑い界をリードしている。15年から携わるリンゴは時代の流れを感じている。

 「今は漫才が競技になって、ぼんちさん(ザ・ぼんち)とか紳竜さん(島田紳助・松本竜介)とかがリードした時と違う形のブームになっている。やってる方は、すごい難しいと思う。私らが若い頃に出てても(決定戦に)残ってないと思いますよ」

 12年連続で務める審査員。現役漫才師として審査基準をどこに置いているのか。

 「ツカミっていうのを、割と重要視します。限られた時間の中で、いかに自分たちのフィールドにお客さんを引き込むか。すごい大事です。審査基準で言うと、ネタ時間を超過しないことも大事。漫才はウケたらどうしても長くなってしまうから。

大吉先生(博多華丸・大吉)がM―1で初めて審査員としてネタの尺についてお話しされてましたが、私もなるほどなと思って計るようにしてます」

 女性漫才師の後輩として、天才ピアニストも芸歴10年目のラストチャンスに挑む。

 「『女芸人大祭り』っていうイベントを十何年かやってて、女性芸人に『どうやったら売れますか?』ってよく聞かれるんですけど『まずは辞めないこと』って答えてます。『辞めたら売れないよ』って。誰が売れるかなんて分からん。世の中の流れもあるし。女性芸人だけやないですけど、この大会であなたの人生を変えてください!」

 人生を変えるのは、どのグループか―。

 ▼決定戦エントリー7組(ネタ出番順) タチマチ、生姜猫、ぎょうぶ、ぐろう、マーメイド、シカノシンプ、天才ピアニスト

 ▼漫才出演 フースーヤ

 ▼SP審査員 ハイヒール・リンゴ、お~い!久馬(ザ・プラン9)、ハリウッドザコシショウ岩尾望フットボールアワー)、粗品(霜降り明星)

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