富士市・駿河男児ボクシングジムの大畑俊平(25)が7日、2度目のタイトル戦に臨む。東京・後楽園ホールでWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者・斎藤麗王(27、帝拳)に挑戦。

「前回、学んだことを生かす」と必勝を誓っている。

 苦い経験だった。2024年3月に日本ユース王座に挑戦した。前年9月のデビューから3戦目。まだ気持ちがアマチュアだった。ジャブを主体にパンチを浴びせ、「ポイントが取れていると思ってしまい、攻めて行かなかった」。0―2の判定で敗れ、「プロは相手にダメージを与えないといけない」と痛感した。

 その後は意識を変えて5連勝。東洋太平洋ランキングも5位まで上がった。相手は日章学園高時代に6冠を飾り、プロでは8戦7勝1敗。勝利はすべてKOという強敵だが「大畑は(王者が)今まで対戦したことのないタイプだと思う。体幹も安定し、スタミナもついた」と前島正晃会長(47)は自信をのぞかせた。

 大畑は「過去の自分を払拭(ふっしょく)したい」と力を込めた。これまで節目となる試合で、ずっと負けてきた。飛龍高3年夏の総体は準決勝で黒星。東洋大3年時にも、全日本選手権の決勝で負けた。ここで流れを変える。タイトルを取る。

 駿河男児ジムでは、22年に村地翼(引退)がWBOアジアパシフィックのスーパーフライ級王者になっている。先輩に続き、今後のボクシング人生に弾みをつける。(里見 祐司)

 ◆大畑 俊平(おおはた・しゅんぺい)2000年9月26日、駿東郡長泉町生まれ。25歳。競技は長泉北中3年から。飛龍高―東洋大。

23年9月プロデビュー。7勝(4KO)1敗。身長172センチ。血液型B。独身。

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