卓球 ◇WTTシンガポール・スマッシュ 第7日(28日、シンガポール・OCBCアリーナ)

 【シンガポール 28日=宮下京香】女子ダブルスで、WTTで初めて組んだ早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)組が、初制覇を飾った。決勝で長崎美柚(木下アビエル神奈川)、韓国エースの申裕斌(しん・ゆびん)の国際ペアをゲームカウント3―0で退けた。

WTTで最も格付けの高いグランドスマッシュでの頂点は、全5種目を通じて日本勢初の快挙となった。

 試合後、SNSで“論争”が起こっている張本美、早田組のペア名について、張本美は「みわひな」を提案した。早田が平野美宇(25)や伊藤美誠(25)とペアを組む際に「みうひな」、「みまひな」と呼ばれていることで「“みわひな”の方がしっくり来るんじゃないかと思います」と話した。

 張本の問答は以下の通り。

 ―初優勝して。

 「うれしいです。男女の全ての種目で初めての優勝はとてもうれしいです。去年は松島(輝空)選手と(混合ダブルスで)準優勝だったり、スウェーデン(欧州)スマッシュでは大藤(沙月)選手と準優勝。決勝には立ってもなかなかタイトルが取れていない大会で優勝できたのですごいうれしいです」

 ―長崎、申組に対して。

 「長崎選手、申裕斌選手だからというのはなく、とにかく早田選手との試合経験があまりないので、とにかく自分たちの自信のあるプレーをしようとたくさん話してやっていました」

 ―コンビも良くなった。

 「1試合目前の練習と今と比べると、すごい成長していると思うし、それが結果にもつながってうれしく思います。優勝は大きなことだけど、まだ完璧ではないので、もしまた組ませていただく機会があれば、もっと突き詰めるところはあると思います。

でも今大会は本当に良かったと思います」

 ―2人の戦術の立て方。

 「ひなさんから聞いてもらったら答えるけど、基本は自分から聞くことの方が多いかなと思います。自分が聞いたら、ひなさんはこうしたらいいんじゃない?と決めてくれる。逆に自分が聞いて、聞き返されてしまうと、こっちもどうしようと(迷うことに)なるので、すぐに決めてくれるので、すごくありがたい。だからこそ、自分も自信を持ってやることができます」

 ―決勝は。

 「長崎選手と申選手のペアは、大藤選手とスウェーデンスマッシュでやったことがあったので、自分の中でイメージはあった。緊張はしたけど、イメージ通り入れた。相手の1球1球の質はすごいけど、自分たちは(戦術で)そこを抑えることができたので、良かったと思います」

 ―特長が違う2人。

 「左(の早田)と右(の自分)も違うし、互いにシングルスとダブルスでも印象は違うと思うので、(長崎が)どこに来るか分からないと言って下さったと思うんですけど、自分たちでもどこに打つか分からないなというのはあって(笑)」

 ―ペアの呼び名は。

 「どっちか見たいなのをXで(論争を)見ました(笑)平野(美宇)さんと伊藤(美誠)さんの時は、みうひな、みまひなですよね。なので、自分もどっちかというと“みわひな”の方がしっくりはきますね」

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