大野智が28日、所属する「STARTO ENTERTAINMENT」を、グループが活動休止する5月末をもって退所すると同社公式サイトなどで発表した。過去には退所覚悟でメンバーに芸能活動から一線を引くことへの思いを打ち明けていた。

退所後の動きが注目される。

 1994年10月の入所から約31年半、同社を離れる決断を下した。嵐として有終の美となる5月31日のツアー最終公演(東京ドーム)が所属としてラストステージとなる。大野は今後について「マイペースに考えていく」意向を示している。

 大野の5月末をもっての退所は“既定路線”とも言える。国民的アイドルグループのリーダーとして活動する中、2017年6月に大野が「一度、何事にも縛られず、自由に生活がしてみたい」とメンバー4人に打ち明けたことを契機に、5人で約1年間の話し合いを行い、「嵐は5人で嵐」という総意のもとで2020年末をもって無期限で活動休止。大野も個人活動を休止していた。

 少なくとも17年時点から数えて、約9年前から退所も視野に入れていた大野。2019年1月にメンバーと行った記者会見では「自分だけ休もうなんて無責任なことは言えない。(当初は)事務所を辞めるしかないと思った」「この世界を一度離れてみて、今まで見たことない景色を見てみたい」と率直に思いを吐露した。ファンの間では「嵐の活動が終わったら芸能界を引退するのでは?」ともささやかれてきた。

 芸能界から一線を引いて約4年半、25年5月6日にメンバーとともに有料FC向け動画に顔出しし、26年5月末をもってのグループ活動終了を発表。

5人でファンに感謝を伝えるべく、5大ドームを巡演するラストツアー(3月13日~5月31日)開催を報告するなど、終幕へのカウントダウンが始まっていた。

 活動再開後もFCコンテンツ以外での大野のメディア露出は少なく、現状はラストツアーに向けてコンディション調整や準備に注力している状況だ。過去には個展を行うなどアートの才能にも優れており、多彩さでも知られ、今後は従来の契約の枠組みにとらわれない活動を模索していくと見られる。

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