卓球 ◇WTTシンガポール・スマッシュ 第7日(28日、シンガポール・OCBCアリーナ)

 【シンガポール 28日=宮下京香】女子シングルス準々決勝が行われ、今年の全日本選手権4冠で世界ランク6位の張本美和(木下グループ)は、同2位の王曼昱(おう・ばくいく)=中国=にゲームカウント2―4で敗れ、4強入りは果たせなかった。過去の対戦で10戦全敗していた天敵の“壁”にまたしてもはね返された形となった。

 早田ひな(日本生命)と組んだ女子ダブルスの試合後に張本は取材に応じ、女子シングルス準々決勝後に王の行動に敬意を表した。第3ゲーム後に張本はけがをしたため、審判と相手の王に事情を説明し、メディカルタイムアウトを取って治療に向かった。数分のブランクがあり、相手の王にとってもリズムを保つために難しいはずだが、試合後に王から「大丈夫?」と心配の声をかけられたという。

 張本は「試合をしていて、強い選手はこういうところも素晴らしいんだなと思いました。こういう選手と大きい大会で対戦できてうれしかったですし、またこういう大きい大会で戦えるようにコンディションを整えて頑張りたいと思いました」と王の気遣いに感謝した。患部は大事に至っていないとし「最近は(連戦で)トレーニングがあまりできていなかったので、また(日本に)帰ってコンディションを整えます」と話した。

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