◆練習試合 巨人4―2サムスン(28日・那覇)=特別ルールで延長11回まで=

 巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が28日、韓国サムスンとの練習試合(那覇)で3回パーフェクトと快投した。4番手で登板し、直球はプロ入り後最速の150キロを計測して4奪三振と圧巻の投球。

阿部監督は「マウンドでの立ち姿がいい」と絶賛した。紅白戦を含む今キャンプの実戦は計4試合、8回無失点で開幕ローテ入りにまた一歩前進した。即戦力左腕の修正力の高さを担当の北村優衣記者が「見た」。きょう1日に那覇キャンプは打ち上げとなる。

 課題を次の登板に持ち込まないのが竹丸の強みだ。1か月の春季キャンプ中、ドラ1の「解決力」は随所に光った。

 初の対外試合となった15日の広島との練習試合では2回0封だったものの、8人中3人への初球がボールに。「ボールが先行してしまった」と反省すると、その後のブルペンでボール球が続かない投球を徹底した。次の登板となった22日の中日戦では課題を克服し、初球ボールは1人だけ。さらに、新たに浮上した「決め球の精度」も磨き、この日は6回先頭の打者にカウント1―2から127キロのチェンジアップで空振りKを奪って、さっそく宿題を消化。登板の映像を見返すなど自分なりに工夫し、内海投手コーチも「対応力がある」と、その能力にうなずく。

 「最初の登板から一つずつ課題をつぶせている」。

突きつけられる課題から逃げずに向き合う姿は、さらなる飛躍を予感させる。(巨人投手担当・北村 優衣)

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