卓球 ◇WTTシンガポール・スマッシュ 第7日(28日、シンガポール・OCBCアリーナ)

 【シンガポール 28日=宮下京香】女子シングルス準々決勝が行われ、24年パリ五輪銅メダルで世界ランク10位の早田ひな(日本生命)は、昨年の世界選手権個人戦金メダルで世界ランク1位の孫穎莎(そん・えいさ)=中国=にゲームカウント2―4で敗れ、4強には届かなかった。同じ25歳の孫とは過去の対戦で0勝17敗。

早田は0―2から追いつく粘りを見せたが、最後はまたしても“壁”に阻まれた。

 先に2ゲームを失ったが、早田は攻めの気持ちを貫いた。0―2の第3ゲーム(G)は、長いラリーを制して4―4に追いつくと、武器のフォアドライブでクロスに決めて逆転。左右に球を散らされても軽快なフットワークで食らいついた。意表をつくバックサーブから3球目攻撃も決まった。圧巻は中陣のラリーから右利きの孫が連続でバック側にドライブをかけてきたが、早田は体が左に流れながらも左腕を残し、バックハンドで返して得点。中国の大声援の中、早田への拍手も起こった。第3Gから2Gを連取し、ゲームカウント2―2に追いついて見せた。

 しかし、2―2の第5Gからは孫が息を吹き返す。両ハンドに力が増し、早田に襲いかかった。早田の2―3の第6Gは8―11で奪われ、早田は悔しさをにじませた。

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