シンガー・ソングライターの伊東歌詞太郎が28日、東京・豊洲PITで全国ツアーの最終公演を行った。アニメ「Duel Masters LOST~忘却の太陽~」のオープニング主題歌「あやかしあやし」など2時間で全18曲を披露し、満員の観客を熱狂させた。

 1曲目の「SWEET GOLEM」を歌い出した瞬間、会場は一気にヒートアップ。どこまでも突き抜けるようなハイトーンボイスと、一言一言に心を込めた力強い歌声が、ファンの期待に真っ向から応えていく。「メランコリック」「惑星ループ」といった人気ナンバーが始まると、熱気はさらに上昇。一人ひとりと視線を合わせるように歌う歌詞太郎の姿に、会場中から大きな拍手が送られた。

 「あやかしあやし」では、これまでの明るい雰囲気から一転、つややかな和の世界観と力強いパフォーマンスで、観客を楽曲の物語へぐっと引き込んだ。続く「そんなに自分を責めないで」では、そっと背中を押してくれるような優しい歌声を届け、会場を温かな包容力で包み込んだ。

 歌詞太郎は「今回のツアーは、活動を始める前の自分に立ち返る中で、かつての仲間やスタッフとの不思議な『縁』を再確認する旅になりました」と総括。「そこで得た歌の技術、来てくれた人の笑顔、メンバーと語らう時間は、僕の人生を彩る大切な宝物です。本当に素敵な1か月であって、素敵な人生をちょっと作ることができたなって思っています」と成果を強調した。

 「僕はこれからも場所を変え、形を変え、ずっと歌い続けますし、音楽をやめることは絶対にないので、安心してこれからも僕のことを応援してくれたら、うれしいなと思っています」と思いを込めた。

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