歌手の鈴木亜美が28日、石川県・穴水町で同町主催の「石川県地域コミュニティ再建事業」の一環として、「復興ふれあいかきまつり」のトークショーに参加した。

 2024年に発生した能登半島地震の被災地の支援および地域コミュニティ再建を目的としたプロジェクト。

鈴木は同年に、石川県内の小学校で才能を信じる力の重要性を伝えるキャリア教育を行い、25年には、地元のイベントにサプライズ出演するなど積極的に復興支援活動を続けてきた。

 トークショー開始前は雨がちらついていたが、鈴木が登場すると青空が広がった。約100人の前で「夢」をテーマにトーク。自身も1万人超のオーディションを勝ち抜いた経験から「いつまでも夢はあっていい。何事もやってみることが大事」と熱弁。また、激辛好きが高じ、仕事につながっている現状からも「日頃やってるものがたまたま仕事につながって、夢につながって広がることもある」と説いた。

 昔話にも花が咲いた。デビュー当時は多忙のため、学校でよく寝ていたと明かし、「一番奥の端の席にしてくれたりして、先生も協力的にしてくれた」と笑顔で振り返った。

 参加者からの質問コーナーでは、3児の母の目線から育児についてアドバイス。娘の一人立ちを心配する相談には「いつでも寂しくなったら連絡しておいでっていお母さんの一言で娘さんはすごく心強いと思うので、常に味方で応援してあげれば大丈夫です」と金言を送るなど、大盛況のまま幕を閉じた。

 前日に行った料理教室と合わせて2日間で、多くの人とふれあい、能登を明るく照らした。鈴木も「まるで自分の地元のようで、長い時間いればいるほど愛を感じる」とうなずく。

今後も支援活動を続けるつもりで「人との繋がりって素敵なこと。またすぐに会いたいです」と再会を約束した。

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