歌い手のAdoが28日夜、自らの半生を描いた新曲「ビバリウム」(配信中)で自身初となる“実写ミュージックビデオ(MV)”を公開した。

 今作のンMVは映像ディレクターの林響太朗氏が監督を務め、ACROBAT FILMの大野瑞樹氏がプロデューサーを担当。

Ado史上初の実写MVになる。歌い手として、ひとりの人として、向き合い続けてきたその姿勢を、過去の鬱屈(うっくつ)な記憶と不屈の精神、そして未来への希望を織り交ぜ、楽曲内の言葉や残響が表現された約300カットで紡がれた迫力のある映像に仕上がっている。

 「ビバリウム」は自伝的ノンフィクション小説「ビバリウム Adoと私」を元に作られた楽曲。Adoのライブでバンドマスターを務める高慶“CO―K”卓史が編曲を担当。自己否定に苦しみながらも、どこかに光を求めるAdoの心の叫びをボカロックに昇華させ、歌った楽曲だ。

 Adoは「初めての実写で、しかも、私自身が出演している今回のMVは、ものすごく見応えがあるのではないかと思います…。所々で結構攻めたシーンが多いので、リスナーの皆さんは少し困惑してしまうかもしれませんね…(笑)。個人的には水の中のシーンも私が演じているので、そこは本当にしっかり見ていただきたいです(とても濡れたので)」とコメント。「走っているシーンなんかは、自分としてはちょっと必死なのが面白くて…。でも実際ヒールで走るのは大変でした…(笑)。ですが、楽曲「ビバリウム」と小説『ビバリウム Adoと私』にとって、本当に本当に大切な作品になったと思います。どんな形であっても、私であることには変わりません。

ぜひたくさんご視聴ください!」と思いをつづった。

 林響太朗監督「『覚悟』を、この楽曲から感じました。そして、今、実写で撮影をするという姿勢にも繋がっていることに腑に落ちて、共に挑戦しました。生み育てた音楽を歌い手として、ひとりの人として、向き合い続けてきたその姿勢を、未来への希望を織り交ぜて楽曲にある言葉や残響から迫力を持って表現したい。そう思って一枚一枚紡いでいきました。是非」

 大野瑞樹氏「『Adoは、私なんです。』彼女から受け取ったその覚悟の言葉を大切に、あらゆる心の叫びや感情を、映像という箱に一緒に閉じ込めました。もがき苦しみながらも決して挑戦を辞めることのない彼女の現時点(イマ)を、是非」

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