自動車F1シリーズを統括するフォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)は1日、2026年シーズンの開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP)を予定通り8日に開催すると発表した。 2月28日に発生した米国とイスラエルによるイランへの大規模攻撃を受け、中東の空域閉鎖が物流に混乱を招いているが、現時点で日程に変更はないとしている。

 中東地域の空港閉鎖により、欧州からメルボルンへ向かう数百人のチーム関係者の航空便が欠航や遅延した。大会関係者は南アフリカ経由などの迂回ルートへの変更を余儀なくされており、機材運搬の遅延も懸念される。担当者は「オーストラリア、中国、日本での序盤3戦は中東圏外であり、開催に支障はない」とコメントした。一方で、4月12日決勝のバーレーンGP及び同19日のサウジアラビアGPについては、現地の情勢を「継続的に監視している」とし、代替開催案の検討も示唆した。

 今週末に予定されていたピレリによるバーレーンでのテストは、周辺へのミサイル着弾を受けて既に中止が決定した。トランプ米大統領によるハメネイ最高指導者の死亡発表など、中東情勢が激変する中、新シーズンは異例の緊張感に包まれた開幕となる。

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