3月1日の中山4R・3歳1勝クラス(ダート1800メートル=8頭立て)は、定年で引退する国枝栄調教師(70)=美浦=が管理するチャーリー(牡、父クリソベリル)が、“ラストデー”で見事に勝利を飾った。勝ち時計は1分51秒7(稍重)。

 快勝にスタンドが沸き立った。道中は5番手に構えて、3コーナー過ぎから前に進出。直線の入り口で前に並びかけると、そこから後続を突き放して2着同着のエスシービクトリアとガムラスタンに10馬身差をつける圧勝劇だった。

 左手を高々と掲げてゴールしたルメール騎手は「ちょっとテンションが上がってしまいました」と照れ笑い。さらに続けて「国枝先生と10年間くらい、いいコラボレーションができました。彼の馬でいい思い出はたくさんあります。(自分が国枝厩舎で騎乗する)最後の馬で勝つことができて、すごくうれしいです」と喜びをかみ締めた。

 前日(2月28日)の阪神9R・松籟Sを制したアマキヒ(牡4歳、父ブラックタイド)に続き、ラストウィークで2日連続勝利となった国枝調教師は「ここでいい勝ち方ができてグンと良くなると思う。(転厩先の)奥村(武厩舎)のところで重賞でも活躍してくれるでしょう。(ルメール騎手は)最後だから、こうやってパッとやってくれた。感謝感激、皆さんのお陰です」と笑顔が止まらなかった。

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